キッチンの片隅から

主婦のひとりごと日記です

あれから5年

昨日の読売朝刊に、こんな記事がありました。

あの日を見つけ続けて」 御厨 貴(元 復興構想会議議長代理)

私も参加した復興構想会議が始動したのは震災1か月後の4月。
復興のめどが全くたたない段階だった。
この2か月後に提言をとりまとめたわけだが、
民主党政権が能動的でなかったことがかえって生きて
それまで仕事をさせてもらえなかった官僚が頑張ってくれた印象が強い。

外国人献金問題で窮地に陥っていた菅首相は、震災への対応で生き延びたものの、
内閣不信任案が取り沙汰され、政治はアテにならなかった。
復興予算の成立が遅れ、お金の付き方は遅かった。
    (略)
自公政権に代わってから、復興がスピードアップしたのは間違いない。
さすが自民党と思うのは、産業誘致をよくやったこと。民主党政権では財界との関係が疎遠なため、なかなか出来なかったと思う。
    (略)
一般論としては、憲法に非常事態条項みたいな規定があってもいいと思う。
非常事態には首相が法の一部停止や何かができる、と言った規定だ。
    (略)
とんでもない事態が起きるだろうと想定して、そのためにすぐに動きうる体制を
超党派で考えないといけない。


やっぱりね。
なるほどね。
でも、左翼の方々はこの「非常事態条項」に大反対ですよね~。
いざという時に備えて、
  緊急用の法の振れ幅を作っておくのは必要だと思うんですが。

それと、日本の政治で 「超党派」ってのが実現出来るのか?
想像しにくいですねぇ。

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こちらのブログさんも、こんなことを。

「あれから5年」

当時は石原都知事、副知事として猪瀬直樹という体制でした。
猪瀬氏は都で管理している施設を次々と避難用に開放させるなどして事態にあたっていました。
猪瀬氏は都の職員に指示を出しつつ、 自身のツイッターで避難情報を深夜になっても流し続けていました。

一方、福島では原発の冷却機能が停止したためにこれを冷却する必要がありましたが、津波によって予備の発電機が流されてしまっていたため、
さらなる発電機などを別途用意して冷却する必要が生じました。

官邸では菅直人が遅れて原子力緊急事態宣言を行いました。
この宣言によって権限も責任も官邸に一本化されたはずでしたが、
その後、菅直人と枝野、細野、福山らの側近たちが
徹底的に東電に責任を押し付けたのはみなさんもご存知のとおりです。

そして官僚たちは2年前の麻生内閣のときに行われた原子力防災訓練
   (しかもこれは福島第一)
および5ヶ月前に行われた菅内閣原子力防災訓練があり、
特に麻生内閣のときのマニュアルを用意して指示を待っていたでしょう。

ところが、菅内閣では原子力防災訓練に参加していた菅内閣一同が
全員この訓練の内容どころか訓練をやったことすら忘れていた程度で、
特にそのまま再利用できる内容だった麻生内閣のときの原子力防災マニュアルを完全無視し、 SPEEDIの情報も無視し、
あの「同心円」での避難区域設定を思いつきで命令しました。

民主党政権は発足当初から「民主党議員以外を排除」という姿勢が露骨で
そのために中央防災会議を全く開きませんでした


また原子力防災訓練を行った際は経産大臣が責任者となって
訓練の総括を行い、改善点などをまとめた上でマニュアル化しなければならなかったのですが、 菅内閣はこれもサボっていました。
当時の経産大臣は海江田です。

原子力防災マニュアルでは避難区域の指定についてSPEEDIの情報を利用することとしていましたが、
原子力防災訓練を自分たちがやっていたことすらすっかり忘れていた菅内閣には
そこに考えが及ぶことなどありませんでした。

さらに、菅内閣は、 官僚が助言を行おうとしてもそれを知ったかぶりでぶった切り、
あるときは拒否し、
あるときは一方的に知ったかぶりで命令を出すというのが常態化していました。

民主党政権発足直後に岡田克也が官僚の同席を一切許さずに
民主党の閣僚だけで話を決めるということを始めたのですが、
この悪癖はその後も改善されることなく続いていました。

鳩山内閣鳩山内閣の閣僚から頓珍漢な指示が出され、
後からあわてて方針変更されたりが繰り返されたのは
官僚の持つ情報を一切使わず、
無知無能な民主党閣僚だけで話を決めて命令を出し、
官僚側からその命令の実現不可能さを説明されて渋々方針変更するということが繰り返されていたからです。

特に菅直人はそれがひどく、
官僚が総理が選択し指示を出すという状態まで絞り込んで案を持っていくと
「俺に判断させるな!」
と逆切れするという状態でした。

判断し責任を負うのが上に立つ人間のする仕事です。

ですが「いかにして責任を回避するか」ということ優先してきた民主党の面々は
(特に菅直人は第四列目の男といわれ、責任から逃れることに関しては何よりも優先に生きてきた)
大臣という肩書きや権力は大好きでも責任はつねに転嫁する相手を探し続けていました。

これではせっかく優秀な官僚がそろっていたところで機能するはずがありませんでした。

福島第一も、マッカーサーのように降り立って格好付けるパフォーマンスで
 支持率を一気に逆転させようという菅直人のたくらみなのか
とにかく菅直人は福島での作業を一時的に停止させまで
前日の22:30頃に官邸に送られていたSPEEDI
「6:00頃は真西からの風なので福一の西側を飛べばたとえ放射性物質を放出していても浴びることは無い」
という情報を利用してヘリ視察を強行しました。
(実際に菅直人のヘリ視察は福一の西側を飛んでいたことがはっきりしています)

そして民主党政権の低支持率をひっくりかえす一発逆転のチャンスと考えたのは
マスゴミも同じだったでしょう。

ヘリコプターには記者クラブが用意したカメラを渡された元TBSの下村健一が同乗しました。

菅直人が貴重な時間を現地ヘリ視察によってつぶしたことで
ベントが間に合わずに取り返しがつかなくなりました。

福島の事故は間違いなく人災です。

菅直人が安倍首相をデマを流したなどとして訴えていた件では
菅直人の主張のほうこそ事実無根だと棄却され、
むしろ菅直人と当時の側近たち(枝野、福山、細野ら)が保身のためにデマを流していたことまで認定されました。

そのため産経以外ではこの件についてまともに取り上げていません。
   (略)


長文なので、途中も端折らせていただいていますが、
   どうぞ本家の方でご一読を。

福島原発事故については、私はカン総理と、吉田所長による人災だと思っています。
「事故の主犯は安倍晋三だ」(平野啓一郎)とか言う人は
  カンについてはどう思っているんでしょうねー。
あれがいまだに政治家を続けていられることが不思議です。
東電を訴えるのなら、カンも訴えられて当然だと思いますが。