正直なところを申し上げます。
昔、子供が大病をした時、私の友人から
「お見舞いに」と千羽鶴を戴きました。
その時は、そのお気持ちに感謝感激しましたが、
なんせこちらは転勤族。
引っ越しの度にその処分に困り・・・結局何年か後に捨てました。
良心が傷みました。
なので、熊本の被災地に千羽鶴を送る、というのは
美談ではありますがどうなのかねぇ・・・という念がぬぐえません。
今度は、
「神戸から熊本へ 被災地応援のこいのぼり」
を送ったのだとか。
五月が終わったらどうするの?
今日のような暴風雨の時は降ろさなきゃいけないでしょ?
その時は誰が世話をするの?そんな余裕あるの?
今、被災地にこれは必要?
と考える私はあまりにも打算的で、功利主義なのでしょうか?

さて、先日、「ぼ、ぼ、僕らは中国窃盗団」で
日本各地に出没している中国人のニセ僧侶について書きました。
これは、4月末にTBSが報じた
「僧侶のふりをして外国人観光客にお布施を強要しぼったくる」という話。
これを昨日のフジ「とくダネ!」でも扱っておりまして。
やはり同じグループでありました。
売りつけるグッズも同じ。
アジトも同じ。
「自分達が帰国しても次から次へとメンバーが来るよ」と、言っていることも同じ。
彼らの顔にボカシを入れるのも、TBSもフジも同じ。 (-_-;)
ただ、フジの方は、
このグループは世界各国に出没し、日本だけの問題ではない、
とも報じていまして。
(サンフランシスコ) (カナダ・トロント)


でも一番イヤなのは、この中国人たちと日本人の顔が似ているという点。
外国人には見分けがつかないじゃないですか。
「日本の僧侶に騙された」という印象しか残らないと思います。
この集団の根っこを捕まえて、なんとか入国させないようにして頂きたいものです。
で、フジはこうも言っていたよ。
「皆さんも、こういう集団を見つけたら、声をかけて下さい」ってね。
これが一番大事だと思うのです。
前回のあの記事でも書きましたが、こんなニセ僧侶を見つけたら
「あーた、本当にお坊さんですか?」
「何宗ですか?」
って呼び止めればいい。
1人でも被害を減らすためにも。
それにしても、前回にも書きましたが、
目の前でニセ僧侶の被害にあっている人がいるのに、
それをただカメラで追うだけのテレビって・・・。
現行犯の映像を撮らなきゃいけない、んでしょう。
そっちが大事なんでしょうね。
が、取り返してあげなさいよ!と視聴者は思っているよ。
でもま、私達も、スマホばかり見ていないで
目の前の現実の方をちゃんと見て歩きましょう。
有事の際には、反応を起こしましょう。
気をつけていても、暴走車が突っ込んでくることもあるんですから。
