今、聞き捨てならないことおっしゃいましたよ、あなた達。
先程、テレ朝「モーニングショー」を見ていたら、
「男女差別だ!!」と言っていたコメンテーター玉川が
こんなことを漏らしました。
「テレビ局の入社試験でも、
成績の上位はほとんど女子が占めていて、それを採用すると・・・
(危ないと思ったのか)モゴモゴ・・・」
すると、弁護士の住田氏が
「あ、それはよく聞きます!
私も一般企業の採用担当者から話を聞くと、女子の方が上位を・・・
まっ、それはともかくとして・・・(急に話を打ち切る)」
これって、誤魔化しているけれど
テレ朝でも、住田氏の言う一般企業でも
男女比を考えて点数操作をしている、ということじゃないですか。
それを認めたってことですよ。
違うのは、
医科大の場合は受験料を取っている、
入社試験は無料、
ということだけで、「男女差別」を論点にするなら
どちらもやっていることは同じ、という話です。
一般社会でも、点数とは別に「男女比考慮」はあるのです。
それを、「うちは東京医大とは違って男女差別はしていない」
なんて言えるはずないだろうが!玉川!

「現実的にみると、そんなきれいごとで済む?」
で、東○女○医大の話を書きましたけど、
あれで思い出したことがあります。
友人が夜間に救急であちらに運ばれた時のこと、
担当してくれたのは医者になりたて?の若い女医2人。
彼女達、いやそのセンセイ方は、友人の患部を見た途端に
「いや~、なにこれ!」と言ったんだそうです。(-_-;)
信じられないでしょう?
これで友人は
「この病院には二度と来ない!チャラチャラした女医はごめんだ!」
と思ったそう。
私でもそう思いますわ。
ま、それは余談だ。
置いておいて、と。

昨日私は、「現実的に見れば、女医だけが増えてくれても困る」
と書いたのでした。
夜間救急を嫌い、
生死にあまり関わらない皮膚科や眼科の女医ばかり増えても困る、と。
そうしたら、昨日のTBS「サンデージャポン」で
西川史子先生が、マスコミの論調とは違った一石投じる発言をされたとか。
(今回は、西川先生を尊敬申し上げます)
西川史子 東京医科大の女子受験者一律減点は
「当たり前。女性と男性の比率は考えないと」
とキッパリ。「だって、(成績の)上から取っていったら、女性ばっかりになっちゃうんです。女の子のほうが優秀なんで」と続けた。
さらに、女性医師の割合が増えたら「世の中、眼科医と皮膚科医だらけになっちゃう」と医療の現場を知る者として指摘。
「重たい人の股関節脱臼を背負えるかって言ったら、女性は無理なんです」と具体例を挙げて説明し、「(女性は)外科医は少ないです。外科になってくれる男手が必要なんです。おなかが大きくては手術はできないんです。だからやっぱり、女性と男性の比率はちゃんと考えてないといけないんです。男性ができることと、女性ができることって違う」と主張した。
私も全く同意です。
外科の手術なんて十何時間もかかるものもあるのに、
体力的に女性が持つとは思えない。
手術中に、「なにこれ~(貧血で転倒)」されちゃ困るんです。
独断と偏見ですが、
外科の先生なんて、派手好きで遊び好き、バリバリのけんか腰、
こんなのバッカし。
これくらい覇気やら元気やらがないと、務まらないのです。
これに女性が適応出来るとは到底思えません。
「男性と女性が出来ることは違う」、ってことを認識しないと
すべてにおいて「男女差別だ」になってしまいますよ。
もちろん、こういう入試の点数操作が受験生には知らされていない、
は問題です。
詐欺だもの。
ですが、どの科の専門医になるかは、「研修医になってから」ですから
入試の段階ではまだまだ先の話だし、
昨日も書いたように
「男○○名 女○○名」の枠を明記するのは、
それこそ「女子の方が少ない!差別だ!」になってしまうと思います。
あ~、面倒くさい世の中だ。
性差があるのは当然、という風に思えないのかなぁ。
いつからこういう世の中になったのか。
医大の入試改革も必要でしょうが、
この「差別だ!」ってのがすべての足を引っ張っているような気がしますわ。